酒器づくりにチャレンジ!

 魅力あふれる酒器。集めているうちに、自分で作れたらな、なんて大それたことを考えるようになりました。自分で焼いた器で飲む酒の味は、どんなものなんだろう。

セッカ 撮影:syurann-syurann

 陶芸ブームなのか、趣味で作っている方は多く、本屋さんに行ってもたくさんの陶芸の本があります。ぱらぱらと立ち読み。窯っていくらぐらいするのかな・・・あら高い!100万からしてしまいます(最近はもうちょっと安いのもあるのかな)。比較的安い電気窯なんかでも、もう一本電気を牽かないとブレーカー足りないし・・・陶芸教室に通うというのも、時間に縛られちゃうのは、今の生活考えるときついものがある・・・と、そんなとき、一冊の本を見つけました。

 「すべてができる七輪陶芸 吉田明著 双葉社」

 何?七輪?あのサンマ焼く奴か?あんなんで陶芸ができちゃうのか?

 おどろくなかれ、結構焼けちゃうんです。七輪は口径が小さいので、基本はぐいのみになります。おぉ、まさに俺みたいな人間にはうってつけじゃないの!?とばかりにとびついて、早速近所のDIYショップ「デイツー」と大型工芸材料店「ユザワヤ」で材料を買ってきました。

<デイツーで入手>

上付けこんろ(ミツウロコ)(2980円)、、バーベキュー用焼き網

*実は「上付けこんろ」は練炭用七輪なので、七輪陶芸には口径が小さくて不向きです。でもこれしか売ってなかったんだよね・・・な〜に、ぐいのみならオッケーです!!「木炭用」というのがあったら、これにしましょう。

*炭や焼き網は、ダイソーなどの100円ショップでも見かけます!!

<ユザワヤ(東急ハンズみたいな店を近所で探そう!)で入手>

陶芸用土(信楽荒目、楽白をとりあえず選択。5キロで600円前後)、楽透明釉(1キロ、1300円前後・・・なくてもOK?)、べんがら(絵を描こうかな、と思ったけど、まだ使ってない)、手回しろくろ(1980円)

<元から家にあった物>

ドライヤー、延長コード、うちわ、軍手火ばさみバケツライター、ナイフ

<拾ってきた物>

(土をこの上でこねる)、40センチ程度の角材(こねる道具)、木の枝など燃える物

1000円以上の物だけ値段を入れました。ほんと、こんなもんでできちゃうんです。ろくろは勢いで買ってしまいましたが、欲しくなってから買えば充分。(とりあえず絶対必要な物だけ太字にしてみました。)

 考えてみれば、陶芸用の土も、自分でその辺の土を水ひして使えば無料。本当にそうやってできちゃったらマジすごいっす。究極的にはそうありたいですよね。陶芸に適した土でなくとも、土器くらいのものなら、何とかできちゃう(はず)なんです・・・

では、早速手順へ。

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